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ブライダルの仕事とは?就職先から職種を紹介

ブライダル関係の仕事と聞いてまずイメージするのがウエディングプランナーでしょう。結婚式という幸せな一日をプロデュースするやりがいのある仕事で、ブライダル業界のなかでも一番人気を誇る職種です。

プランナー以外にもドレススタイリストやメイクアップアーティスト、フローリストなどなどさまざまな職種の人たちが結婚式には携わっています。いずれも失敗が許されない責任ある仕事ですが、その分、結婚式を迎える喜びを新郎新婦と共有できる、素晴らしい仕事です。ブライダル業界のさまざまな職種について紹介します。

ブライダル業界について

女性であれば一度は憧れるウエディングドレスに身を包んだ花嫁姿。そんな一生に一度の夢の舞台をプロデュースするのがブライダル業界の仕事です。結婚式自体は一日限定のイベントですが、そこには非常に多くの人が関わっており、特に直接新郎新婦と密接に関わるのがウエディングプランナーやドレススタイリスト。

華やかなイメージが強く、人気が高い職種のため新卒採用で入社するのはかなりの難関です。しかし、特別学歴や資格が必要である仕事ではないため、転職して中途採用で入社する人も少なくありません。

ブライダル関係の仕事とは

ブライダル関係の仕事にはどういったものがあるのでしょうか。

まず、ブライダル関係の仕事と聞いて最初にイメージする人が多いのがウエディングプランナーでしょう。新郎新婦と一緒に最高の一日をつくり上げる、とても華やかでやりがいのある仕事です。

それ以外にもブライダル業界にはさまざまな仕事があります。例えば、衣裳選びや提案、サイズ調整などを行うドレススタイリスト、当日の新郎新婦のヘアやメイクを行うヘアメイクアーティストやメイクアップアーティスト、写真撮影を行うブライダルフォトカメラマン、二人にぴったりの結婚式場を紹介するブライダルカウンターでのコンシェルジュ業務などもあります。

ブライダル業界に就職するには

人気のブライダル業界ですが、どうすれば就職できるのでしょうか。仕事の内容によっても若干異なりますが、ここではウエディングプランナーを例に挙げて紹介します。

まず、ウエディングプランナーは非常に人気のある職種です。新卒採用の募集枠に対して、約500倍以上のエントリーがあると言われています。ですから、新卒での入社というのはかなり狭き門だということを最初に知っておいてください。

ただし、ウエディングプランナーになるために必ず必要な資格というのは特にありません。実際にブライダルの現場には高卒、短大卒、大学卒、専門学校卒とさまざまな人たちが働いています。ブライダル業界に特化した勉強をしたい場合は専門学校、専門スキルだけではなく一般教養も学びたい場合は短大や大学という選択もよいでしょう。

正直なところ、新卒採用でブライダルプランナーになろうと思うと一番有利なのは大学卒です。それは学んだ内容や学歴ではなく、新卒時の年齢。あまり若いと新郎新婦からの信頼や安心感を得にくいといったことが理由のようです。たった2歳差ではありますが、現場ではその年齢差によって印象が違うということですね。

また、そういった意味からもある程度の年齢や経験を重ね、中途採用で入社する人も少なくありません。ホテル業界や飲食業界をはじめ接客業に携わってきた人であればその経験を十分に活用できるでしょう。

ブライダル業界の主な就職先

ブライダル業界の主な就職先には専門式場、ゲストハウス、ホテル、レストラン、挙式会場、ブライダルプロデュース会社、リゾートウエディング専門のプロデュース会社などがあります。それぞれについて詳しく説明していきます。

専門式場は結婚式を挙げることに特化してつくられた式場のことです。一つの建物内に、複数の会場をもっており、新郎新婦が好きな会場を選んで挙式や披露宴を行います。大規模な式場も多く、その分働くスタッフの人数も多いと言えます。ゲストハウスは、一軒家をまるごと貸し切りして使える結婚式場のこと。他人や時間を気にせず、自由にのびのびと自分たちらしい結婚式が挙げられることで人気です。

また、ホテルのウエディング部門も就職先の一つです。格式高いホテルウエディングは、親族からの信頼度も高く、またアクセスのよさや宿泊可能などゲストにとってもメリットがたくさんあります。

また、神社や教会など挙式のみを行う会場でもウエディング専任スタッフを雇用しているところが少なくありません。神社や教会での挙式を望む新郎新婦というのは、本物志向の結婚式を希望することが多く、その要望に丁寧に対応する能力が求められます。

また、型にはまらない自由度の高い結婚式を提案できるのがブライダルプロデュース会社です。会場の選定から料理や引き出物、演出まですべてを一任して請け負い、一組一組に合わせたオリジナルウエディングを提案します。こだわりの強い新郎新婦に人気があり、

また、プランナー自身のセンスを生かせられるスタイルと言えます。沖縄や海外での結婚式に特化したリゾートウエディング専門のプロデュース会社もあります。なかなか事前に現地を下見に行くことができない新郎新婦に代わり、細やかな準備と手配が必要です。現地事情にも精通しておく必要があります。

人気No,1 ウエディングプランナー

ウエディングプランナーの仕事

ウエディングプランナーは、結婚式のプロデューサーです。新郎新婦からのヒアリングで理想のウエディングの形を引き出し、それをもとに二人のためのプランを設計していきます。幾度も打ち合わせを重ねながら席次や料理、ドレス、音楽や照明、引き出物、演出などを一つひとつ決めていきます。二人の意見を聞きつつ、プロとしての提案もしながら、よりよい式をつくりあげます。式当日は、裏方として二人をサポートしつつ、式がスムーズに流れるよう各所に目を配らなければなりません。

ウエディングプランナーのやりがい

長い準備期間をかけて、新郎新婦とともに試行錯誤しながら迎える結婚式は、プランナーにとってもかけがえのない一日。プラン通りの素晴らしい式が執り行えたときは、まさにやりがいを感じる瞬間です。新郎新婦からかけられる「ありがとう」や、ゲストから聞こえてくる「素晴らしい式だったね」といった言葉を聞くことは、プランナー冥利につきるでしょう。

また、何度も顔を合わせるうちに、家族のような親しみをもってくれる新郎新婦も少なくありません。式が終わったあとも連絡を取り合ったり、また、記念日には会場に訪れ再会を喜び合ったりと、結婚式に携わったことで生まれたつながりは、プランナーだからこそ得られる宝物です。

また、新郎新婦だけではなく、スタッフ間のチームワークが必要です。お互いに助け合い、喜びあえる仲間がいることも仕事をする上での大きなモチベーションとなるでしょう。

ウエディングプランナーの大変さ

結婚式は一日限りですが、そこにいたるまでには新郎新婦と何度も打ち合わせを行う必要があります。二人の都合に合わせて夜遅くに打ち合わせが入ったり、また、急遽休日出勤しなければならないこともあります。

そして、基本的に仕事は平日休み。土日は、式や打ち合わせがなくても、試食や模擬挙式などのイベントが行われることが多いため、休みをとるのは難しいと考えた方がよいでしょう。

また、結婚式は新郎新婦にとっては一生に一度のこと。記念になる日だからこそ、失敗は許されません。ゲストの人数や引き出物の数など絶対に間違いのないよう入念にチェックしておく必要があります。

しかし、いくら準備をしっかりしていても、ハプニングは起こるときには起こります。それにどう対処するかもウエディングプランナーの腕の見せ所になってきます。

最高の1着をご提案!ドレススタイリスト

ドレススタイリストの仕事

ドレスの知識をもった上で、結婚式のドレス選びやそれに合うジュエリー、ヘッドアクセサリーなどを選ぶのがドレススタイリストの仕事です。

ウエディングドレス、カラードレス、打掛などのなかから着る衣裳と点数を確認し、お客様のイメージに合った一着を選ぶサポートをします。ショップにあるドレスすべてを一着一着見せ、試着してもらうことはほぼ不可能です。そのためにはお客様のイメージを聞き出し、イメージに合いそうなドレスをピックアップしてお見せし、そのなかからピンとくるものを厳選してもらいます。

何点か見せることによってお客様自身も求めるイメージが深まり、選びやすくなるというメリットもあります。お客様に合うかどうかだけではなく、会場やゲストの構成など式全体のトータルイメージに合った衣裳を選ぶことも大切です。

花嫁だけではなく、花婿のタキシードや紋付選び、要望があった場合はゲストの衣裳を選ぶお手伝いもします。

ドレススタイリストのやりがい

最近ではレストランウエディングや、よりオリジナル性を追求した「ピクニック婚」など個性的なウエディングも多くなってきています。ときには型にはまらない衣裳選びが求められることもあります。お客様のイメージをしっかりと把握し、それに合った提案をすることがドレススタイリストの腕の見せ所です。また、スタンダードなドレスを小物でハズすなど、自身のセンスを生かした提案をするのも楽しいでしょう。

大満足の衣裳が見つかり、お客様に喜んでいただくことが、一番のやりがいになるはずです。

ドレススタイリストの大変さ

ドレスのトレンドは毎年少しづつ変わります。それに伴い商品の入れ替えもあるので、常にトレンドを把握し、ショップにあるドレスの知識を頭に入れておかなければなりません。

また、採寸、サイズ調整などもドレススタイリストの重要な役割です。おめでた婚も増えている昨今、当日「ドレスが合わなかった」などということがあってはいけません。

採寸、お直しの指示、ドレスの手配をぬかりなく行う必要があります。
また、衣裳は一点一点が重たく、かつ繊細です。その衣裳を傷めないよう気遣いながら、一日中掛けたり下ろしたりするため、意外と重労働でもあります。

他にもまだある!ウエディング業界のお仕事

メイクアップアーティスト

花嫁一人ひとりの美しさを引き出すメイクアップアーティスト。普段のメイクとは違い、ナチュラルでありながらもドレスに映えるメイクが求められます。

また、結婚式場では特殊なライティングが使われるため、照明の強さを考えたメイクも必要です。アップでの写真撮影なども多い花嫁。メイク崩れがあっては大変です。長時間キープできるような下地づくりも重要となってきます。

女性にとって一生に一度の結婚式。一人の女性の美しさをメイクで引き出し、花嫁という主役へ昇華させるやりがいのある仕事です。

フローリスト

直訳すると花屋という意味のフローリスト。ホテル内にある花屋のスタッフが務める場合もあれば、フリーランスで活躍する人もいます。

ブライダル業界に携わるフローリストは、主に会場の装花を担当します。式や会場のイメージ、予算や新郎新婦の好みに合わせて、生花やグリーンをセレクト。全体のバランスなども考慮しながら高砂やゲストテーブルを装飾していきます。

また、ブーケやブートニア、両親へ贈る花束なども併せて請け負うこともあります。広い会場をたくさんの花で飾る作業は、センスが問われると同時に自分の能力を存分に生かせる仕事。

シンプルな会場も装花次第でいかようにもアレンジできるため、コーディネイトを考える楽しさもあります。

ブライダルエステティシャン

結婚式に向けてダイエットや美肌づくりに取り組む女性は多いものです。そんな美しさを磨くサポートをするのがブライダルエステティシャンです。

ホテル内にあるエステや、また、ブライダルエステのコースを用意している一般のエステサロンもたくさんあります。施術内容は、フェイシャルからデコルテ、背中にかけての美肌ケアや、ダイエット、シェービングなどが一般的。挙式日がゴールとなるため、逆算して計画をたて、結果を出すことが求められます。

式に近づくにつれ準備などで精神的に疲弊してしまう花嫁も少なくありません。エステティシャンとしては、花嫁の精神的なストレスを緩和し、リラックスできるような空間、時間を提供することも大切です。

ダイエットや肌質改善など、目指すゴールは人それぞれですが、花嫁と二人三脚で目標に向かう時間はエステティシャンにとっても大きなやりがいにつながります。

ヘアメイクアーティスト

花嫁や花婿のヘアスタイリングを担当するヘアメイクアーティスト。二人の希望を聞きつつ、衣裳や会場、その人のイメージに合ったヘアスタイルをつくります。クラシカルなヘアスタイルからトレンドを取り入れたヘアスタイル、トレーンやヘッドアクセサリーが映えるスタイルなど、数多くのスタイルを提案できるスキルと引き出しの多さが求められます。

また、花嫁の場合、お色直しに合わせてヘアスタイルを変えることがほとんどです。短時間で違うアレンジに作り替える手際のよさも求められます。その人の魅力を引き出しつつ、会場やドレスに負けない存在感あるスタイルをつくる、ヘアメイクアーティストにしかできない仕事です。

まとめ

ブライダル業界にはウエディングプランナーをはじめさまざまな仕事がありますが、華やかで人気の高い業界です。専門学校や短大、大学からの新卒採用はもちろん、転職で入ることもできる業界です。土日休みが取れないなど大変な面もありますが、新郎新婦のハレの日にプロとして携われる大変やりがいのある仕事です。

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