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女性もバーテンダーになれる!気をつけたい3つのポイント

バーテンダーに求められる資質とは?

はじめに、バーテンダーに求められる資質について見ていきましょう。バーテンダーは何も、「お酒を作って、提供する」というだけの、単純な仕事ではありません。お酒を作る、このこと一つ取っても、とても奥が深い仕事ですし、その他にもバーテンダーは色々なことが求められる職業なのです。

突き詰める研究心

バーテンダーは、ビールやワイン、カクテルなどのお酒を提供することが、中心的な業務の一つですが、そのカクテルだけでも、名前が知られているものだけで、3,000種類以上あると言われています。

さらに、ビールやワインに、さまざまな種類があり、メーカーによって少し味が違うように、カクテルに使用するリキュールやシロップにも、色々な種類があり、メーカーによって微妙に味が異なります。

それを複数混ぜ合わせた時には、当然味が大きく異なってくるので、数え切れないぐらいの選択肢がある中で、ベストな組み合わせを探し続けなければなりません。オリジナルのカクテルの種類は、もはや計り知れないので、お酒についての勉強は一生終わることはない、と言って差し支えないでしょう。

またバーテンダーとして、お酒の提供以外で最も重要な仕事は、やはり「接客」です。バーテンダーはカウンター席が設置されているお店で働くことが多く、お客様との距離が近いため、バーテンダーとの会話を楽しみに来店されるお客様も、多数いらっしゃいます。

そして、さまざまなお客様が来店されるということは、その会話の内容も千差万別です。しかし、たとえどんなお客様であっても、出自や職業に種々さまざまな違いがあっても、バーテンダーとして、適切な対応ができなければいけません。バーテンダーは博学でなければ務まらないと言われる理由が、ここにあります。

そのため、お酒以外の知識についても、新聞やニュースに欠かさず目を通すなどして、勉強を続けていかなければなりません。お酒だけでなく、接客に関することも常に怠ることなく、勉強し続けれなければいけない。

そんな、物事を突き詰める探究心がバーテンダーには求められるのです。

接客が好き

一言で表すならば、バーテンダーの仕事は「お客様を楽しませること」です。お酒も会話も、あくまで手段に過ぎません。

いくらお酒に詳しく、美味しいドリンクが作成できたとしても、いくら情報通で会話が上手だとしても、お客様の立場になって、お客様を喜ばせようとするホスピタリティ精神がなければ、本当の意味でお客様を満足させることはできないでしょう。その意味で、お客様の「ありがとう」のために、そして「また来たい」と思ってもらうために、尽力できる。

シンプルではありますが、そんな接客が好きだという気持ちが、根本ではとても重要になってくるのです。

気配り、目配りが行き届く

目的である「お客様に楽しんでもらう」ために、お客様が求めていることを汲み取り、実行に移せるスキルも重要です。お客様に言われたことをやる、店のマニュアル通りの接客をする、指示されたことを実行する、これは誰にでもできることです。

しかし、バーテンダーも接客のプロであり、サービスのプロでなければいけないので、言われる前にやる、臨機応変に対応する、ということが求められます。そのためには、どんなに忙しくても全てのお客様に常に目を配り、お客様が何を求めているのか、何をして欲しいのかを読み取り、行動に移す気配りが欠かせません。

お客様に注意やもてなしの心を向ける気配り力・目配り力も、バーテンダーに求められる資質の一つです。

聞き上手

バーには、大人数ではなく、少人数のお客様の来店が多い傾向があります。一人で来店される方も多くいますし、二人で来店されても、店員との会話を含めたサービスを楽しみにしている方も多くいます。ですので、お客様がつい喋りすぎてしまうような、話していて良い気分にさせてくれる聞き上手な人は、とても重宝されます。

さらに聞き上手な人は、お客様から色々な話を引き出すことにより、多くの知識や情報も得ることができます。このことは、何事についても、常に勉強し続けていかなければいけないバーテンダーにとって、非常に大切なことです。お客様からすれば、話をするだけでコミュニケーションが楽しくなり、その楽しさがさらなる会話を生み出し、つい普段は話さないような内容や悩み、不満や愚痴なども口に出してしまう。そんなバーテンダーがいるお店だったら、満足感も高まり、ついまた足を運んでしまうことでしょう。

相手に寄り添いながら、常に相手を否定せず、相手を良い気分にさせられる聞き上手は、バーテンダー向きの立派な才能なのです。

女性もバーテンダーとして活躍できる!

男性が働いているイメージの強いバーテンダーですが、最近では、割合的には少ないものの、バーテンダーとして活躍している女性も増えてきています。

まだ、女性バーテンダーは「珍しい」という価値観とともに見られがちではありますが、珍しいからこそ、お客様との会話のきっかけも作られやすく、女性だからと言って、必ずしも不利になるわけではありません。そもそも、バーテンダーの仕事内容を鑑みれば、女性だと出来ないという理由は見当たりません。お酒を作り、提供すること、お店の清掃、仕入れや仕込みなどの、バーテンダーの基本業務は女性でもできますし、店内装飾や簡単なつまみの調理に至っては、女性のほうが向いているという見方もできます。

さらに、先ほどバーテンダーに求められる資質で挙げた「聞き上手」という点においては、相手の言葉に自分ごとのように耳を傾け、相手の立場になって考え、相手の気持ちに共感して話を聞くのは、女性の得意分野でもあります。

バーテンダーは男性のほうが多いですが、客層は必ずしも、そうではありません。新メニューの考案時において、女性向けのカクテルを作りたいときに、味や見た目の観点から、女性ならではの意見を主張することもできます。男性のお客様で、彼女や奥様との悩みについても、女性バーテンダーのほうが相談しやすく、参考になる意見を言うことができるでしょう。

このように、考えてみれば、「女性だからこそできる」という要素がバーテンダーにはたくさんあります。そして世の常として、数の少ないものには高い価値があります。まだ数としては少なく、「珍しい」からこその価値や魅力も、女性バーテンダーには多くあるのです。

女性バーテンダーが気をつけておきたいこと

最後に、女性バーテンダーが気をつけておきたいことも確認しておきましょう。女性ならではの強みやメリットがあると同時に、女性ならではの辛さや苦労もあります。

バーテンダーは、楽な仕事ではなく、体力的にも精神的にも強さが求められる、非常にタフな職業でもあるのです。そのため、生半可な気持ちで就職することは、やはりオススメできません。バーテンダーという職業のネガティブな面もしっかり見つめ、覚悟を持ってからバーテンダーとしての道に進んでいきましょう。

夜の勤務が多い(安全面や体調管理)

お酒を提供することを中心としているサービスですので、夕方から深夜・早朝にかけての営業になります。そのため、夜の勤務が大半を占めることは留意すべき点の一つです。

どうしても早朝に就寝して、昼頃に起床する生活になりますので、夕方まで寝すぎてしまったり、逆に昼まで眠れなかったりと、元々夜型の生活に慣れている人でない限りは、大変な苦労を伴います。

接客・サービス業であるので、体調管理もバーテンダーの列記とした仕事の一つです。最初のうちは、せっかくの休日を体力の回復のみにしか費やすことができず、友人と外出したり余暇を楽しんだりする余裕がないことなどを、覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

意外に体力勝負

バーテンダーの営業中の業務内容は、意外に体力を使う仕事が多いです。まず、営業中は基本的に立ちっ放しになるので、女性ならではの足のむくみや疲れにつながります。

また、空いたグラスや食器のバッシング(下げ物をすること)も力を使いますし、一見、バーテンダーが華麗に振っているように見えるシェイカーも、女性にとっては重く、慣れるまではかなり腕の力を使います。さらに、バーというお店の性質上、お客様からお酒を勧められることも多くありますので、飲酒量も増え、その分身体に負担がかかります。

先述した、夜の勤務が多く、生活が不規則になることも含め、バーテンダーは意外と体力勝負の面が大きい職業なのです。

酔ったお客様の対応

お酒を扱うお店での仕事につきものではありますが、酔ったお客様の対応も、最初は戸惑いの大きいことの一つかもしれません。お客様は、どうしても気分が良くなってしまい、嫌なことを言われたり、応えられない要求をされたりすることも、やはりあるでしょう。そういう意味では、精神的にも体力的にも、図太さが求められる職業と言えるかもしれません。

しかし、いま挙げた「夜の勤務が多い」「体力勝負」「酔ったお客様の対応」、これら全ては、働き始めの頃は、辛く感じることもあるでしょうが、慣れてくる問題でもあります。どんな職業でも、始めのうちは多大な労力が伴うものです。早い人は1ヶ月、少し時間がかかる人でも6ヶ月ほどで慣れてくることがほとんどです。

バーテンダーとして働くにあたっては、多少辛いことであっても、経験だと思って割り切る胆力も必要なのかもしれません。

女性が活躍するバー

未経験でバーテンダーに挑戦したいと考えている女性におすすめのバーを紹介します。

バーの空間自体もとても素敵ですので、ぜひ一度、お酒を楽しみながら、実際に女性バーテンダーが働いてるところを見に行ってみてはいかがでしょうか。

リデモ
03-6338-0003
東京都新宿区神楽坂3-6 カーサピッコラ神楽坂 B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13186637/

まとめ

女性でも、十分にバーテンダーとして働いていけるという気持ちが、湧いてきたのではないでしょうか。

バーテンダーは、そのイメージと体力的な辛さによって、男性の割合が多い職業ではありますが、だからと言って、女性にできない、女性に不向きというわけではないのです。女性だからこそ出せる強みやメリットが、バーテンダーにもたくさんあるのです。

一つ明確であることは、あなたがバーテンダーとして働きたいという強い気持ちを持っているならば、性別で遠慮する理由なんてどこにもない、ということなのです。

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