- 2022年4月23日
- 2022年4月26日
バーテンダーの仕事内容と向いている人の特徴
お洒落な雰囲気のお店で、モダンな雰囲気を醸し出し、格好良くシェイカーを振り、お酒を提供するバーテンダー。 バーテンダーの仕事内容や活躍できる場所、向いている人の特徴、そしてバーテンダーとして働くメリットやデメリットをまとめました。 バーテンダーとは まずバーテンダーとは、バーやレストランなどでカクテルやビールなどのアルコール飲料を提供するサービスを主な業務とし、お客様をもてなす人のことを指します。お客様がテーブル席に着いて飲食を楽しむ場合は、ウェイターと呼ぶのに対し、バーテンダーは、カウンター席が設置されたお店で、お客様をもてなす場合を意味することが多いです。 元々は、酒場を意味する〈bar〉に、世話をする人という意味の〈tender〉が組み合わさった言葉が語源と言われていることから、お酒を提供することだけでなく、お客様をおもてなしすることも、バーテンダーの重要な仕事の一つだということが伺えます。バーテンダーには、バーを利用し、端から見ているだけでは分からない、苦労や大変さがあると同時に、やりがいや楽しさもあります。 実際にバーテンダーとして働くことを目指し行動する前に、バーテンダーの基礎的な情報を押さえておきましょう。 バーテンダーの仕事内容 バーテンダーの仕事内容は、イメージ通り「お酒を作って、お客様に提供すること」が主となります。しかし当然、それだけをやっていればいいというわけではありません。まず、オープン前には開店準備として、店舗の清掃、つまみの食材やドリンクに添えるフルーツの買い出し・仕込み、酒類の在庫確認及び補充などの業務があります。季節ごとの新メニューの考案や新しいカクテル作りなども、バーテンダーとして重要な業務の一つです。 食事を提供するバーは少ないですが、簡単なつまみを出すバーは多くあるので、営業中にはその調理も担います。新人であれば、そのお店で提供しているお酒の名前やメニューを全て暗記することも重要となってきます。 そして何より重要なのは、お酒とともにお客様をもてなすこと。 具体的には、バーには店員との会話を楽しみに来るお客様も数多くいらっしゃるので、お酒だけではなく、会話でお客様を楽しませることも、バーテンダーとして欠かすことのできない重要なサービスの一つなのです。 バーテンダーとして活躍できる場所 バーテンダーが活躍している場所は、何もバーだけではありません。いわばお酒のスペシャリストであるバーテンダーは、お酒をもてなすさまざまな場所で活躍しています。具体的には、バーテンダーが活躍する場所はどんなところなのでしょうか。 それぞれ詳しく見ていましょう。 バー バーテンダーと言うぐらいですから、やはり最も多いのはバーです。しかし一言にバーと言っても、カジュアルな雰囲気で、低価格帯の商品が多い店から、格式が高く、高価格帯のドリンク提供を主とする店まで、さまざまです。 当然バーによって、メインとする客層、提供するお酒の種類、求められるサービスレベルが大きく異なります。ですので、もしあなたがバーでバーテンダーとして働きたいならば、自分の目指すバーテンダーとしてのキャリアプランと、そのお店の雰囲気や客層・サービス内容が、合致しているのかをしっかりと見極める必要があるでしょう。 レストラン レストランでもバーテンダーが勤務している場合があります。バーとの一番の違いは、簡単なつまみ程度ではなく、本格的な食事の提供もしているので、お酒の知識だけではなく、料理の知識も必要になることです。 バーであれば、お酒がメインで、そのお酒に軽くつまみを合わせるといった具合で問題ありませんが、レストランの場合は、そうはいきません。この料理には、どんなお酒が合うのか、ビールなのか、ワインなのか、カクテルなのか。カクテルであれば、ジンベースなのか、テキーラベースなのか、ラムベースなのかなど、多数の組み合わせから最適解をお客様に提案しなければならない難しさがあります。 […]