- 2022年4月21日
- 2022年4月26日
ホテルの面接対策と回答ポイントまとめ
「あの素敵な時間を過ごさせてくれた、思い出のホテルで自分も働いてみたい!」 あなたも、そんな風に思った経験があるのではないでしょうか? ホテルというのは、旅行で利用するときはもちろん、出張などの仕事で利用するときも、心の安らぎを提供してくれる場所です。 ホテル側が提供してくれるホスピタリティと、利用の際のポジティブな感情が相まって、ホテル業界で働くことへの憧れは、多くの人が持っていることでしょう。 しかし、いざ実際にホテル業界で働くためには、就職試験をクリアし、採用される必要があり、そうでなければ、ホテルマンになる夢を叶えることはできません。 そして、その最大の壁となるのは、「面接試験」です。 そこで今回は、ホテル業界への転職を考えている方向けに、ホテル業の面接試験対策を徹底解説いたします。 ホテル業界の面接官の傾向、よく聞かれる質問から答え方を網羅的に解説し、試験の際に、面接官に特に見られているポイントや注意点もまとめました! ホテル業界の面接官は、接客のプロ まず、ホテルの接客業の採用試験において、どんな人が面接官を務めるのかというと、当然ホテルでの接客業務経験者になります。つまり、面接官はホテル業のプロフェッショナルであり、サービス業の最高峰と言われるホテルでの実務経験が豊富なため、高いコミュニケーション能力も持っています。実地にて、さまざまなお客様と実際に相対してきたため、意欲や熱量もしっかり見抜けます。そのため、杓子定規の例文暗記では、あなたの言葉が面接官の心に響くことはないでしょう。 面接でのコツは、相手は何を聞きたいのか、そして何を知りたいのかに集中し、それに答えることです。決して自分を飾って、大きく見せたり、華々しい成果を強調することではありません。面接官と協力して、お互いにとって素敵な時間になるよう、心がけてみましょう。これが接客・サービス業に求められる資質であると同時に、面接で求められることでもあるのです。 ホテル業界の面接でよくある質問 まず、ホテル業界の面接でよく聞かれる質問は、「志望動機」「転職理由」「経歴及び経験」「自己PR」、そして何か質問はありますかという「逆質問」の5つです。それぞれの質問は、以下で詳しく解説していきますが、当然これ以外の質問をされる場合もあるでしょう。しかしこれらの質問が、なぜよく聞かれるのかを考えてみると、明白になることが一つあります。 それは、これらの5つの質問が最も「核心」に近いということです。たとえば、直接志望動機を聞かなかったとしても、面接時に熱意が伝わってくれば、それは面接官にとって、志望動機がしっかりしているという立派な情報になります。 このように、これらは根幹をなしている質問であり、聞くことによって最も「核心」に迫れるからこそ、よく聞かれる質問なのです。しかし核であるということは、応募者側にとっては、これら5つを考えておけば、他の質問にも通ずる部分があり、対応出来るようになるということです。ですので、じっくりと時間をかけて考えておく価値がある質問であると言えるでしょう。 志望動機の回答ポイント まず、ホテル業界に限らずですが、どこの企業でも必ず聞かれる「志望動機」について見ていきましょう。 志望動機において重要なことは、「なぜ」を突き詰めることです。 「なぜ、自分はホテル業界で働きたいのか」「なぜ、自分はこのホテルで働きたいのか」「なぜ、このホテルでなければダメなのか」そして自分側だけでなく、ホテル側は「なぜ、志望動機を聞くのか」を踏まえることも重要になってきます。面接や転職活動は相手あってのものですので、相手の立場にも立ち、解答を考えていかなければいけません。 なぜ、志望動機を聞くのか? […]